六本木ヒルズからの七転八倒

【コラム】ホールは外国人を取り込めるか1【104】

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今から十数年前のある日。都内某所のホールへ出向いた私は、相も変わらずイマイチ人気の無い甘い機種――ローズフラッシュ――を遊技し始めました。

なかなかのヒキ強を見せて、昼過ぎくらいにはドル箱ひとつがカチ盛りになるほどの好調っぷり。

何度目かのビッグボーナスを消化し終え、トイレ休憩に立ったその時!

戦慄――走る

背後のシマには6人ほどの男が"こちらを向いて"座っており、じーっと私の顔を見つめていたのです。スロットを遊技しながら振り向いているのではなく、完全にこちら向きに座ってジーっと……

耳をそばだててみると、全員が日本語以外の言語を交わしている。

背筋に寒いものを感じつつ、後ろを気にしながらトイレへ。用を足して恐る恐る自席へと戻ると、その男たちがニヤニヤとこちらを見ている。

これは早々に退散した方が良いと判断し、クレジットだけ打ち込むことに。
そう思いながらレバーを叩くと、刹那、右肩に誰かの手が乗る感触が。

「ニーサン!あqwせdrftgyふじこ!」

なるほど、わからん。

だが、私の台上にあるドル箱を笑顔で指さすその顔に悪意は無さそうに見えた。おそらく「にーちゃん、調子エエな!」くらいのことだろう。

私は苦笑いを返すと当時にクレジットを落とし、そそくさとホールを後にしたのでした。

そのホールがある地域は、都内でも外国人率が比較的高いことで有名な場所でした。

その時のように外国人に囲まれるという経験は後にも先にもそれっきりですが、そもそもホールにはアジア圏以外の外国人はものすごく少ないように思えます。

それはなぜなのか……つづく。

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長崎 正吾

  • 名前:長崎 正吾
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  • 1978年生まれ。34歳の夏、職を失う。20代の頃にスロットで生活していたことを思い出し、フラリとホールへ舞い戻る。そのままスロット生活者へ。基本的にはジャグラーシリーズのみを打つスタイル。スロットで糊口を凌ぐ傍ら、iPhone/Android向けアプリ「ジャグラーで喰う技術1&2」をリリース。

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