六本木ヒルズからの七転八倒

【コラム】京都編 千本鳥居と豊臣秀吉の嫌がらせ【044】

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「本日はどちらに行きはりますか?」

運転席から白髪まじりの男性が言った。後部座席には友人夫婦。助手席に座る私は「じゃあ……稲荷伏見大社の千本鳥居が見たいですね」と伝える。

本日は観光タクシーで京都を回ることに。運転手兼ガイドの市原さんは、観光バスの運転手を退職し、今は観光タクシーの運転手をしているとのこと。

市原さんの軽快なトークに耳を傾けながら「稲荷伏見大社」に到着。全国にあるいわゆる「お稲荷さん」の総本宮がここ。稲荷伏見大社の最大の見どころといえばもちろん「千本鳥居」です。(画像1)

鳥居の間から秋の日差しが差し込み、なんとも神秘的な雰囲気です。
「この鳥居はあんまりエエ木は使ってまへん。早く入れ替わった方が儲かりますからな」という市原さんのブラックなジョークが飛び出す。

次は私がどうしても行ってみたかった「東福寺」。ここは臨済宗の総本山で、紅葉の時期になると頻繁にテレビ中継されることでも有名。国宝にも指定されている「三門」の四隅には、やや場違いにも見えるつっかえ棒のような支柱が立てられています。(画像2)

「これは『太閤柱』言いましてな。ここが壊れて修復した際に、豊臣秀吉が追加したんです。『誰のおかげで建ってられるんや?』いう意味ですわ。昔の人はこうやって嫌がらせしたんですなぁ」

イタズラっぽく笑う市原さん。なるほど、そういう話を知るとまた見方も変わってくるというものです。

それにしてもこの「東福寺」。観光スポットだらけの京都の中にあってはやや地味な印象ですが、実際に行ってみると本当に素晴らしいところでした。紙幅と画像の掲載枚数の関係でこれくらいしか紹介できませんが、後日私の個人ブログにて、大量の画像と共にあらためて紹介したいと思います。興味のある方は乞うご期待!

さぁ、お次は京都旅行の目玉ともいえる「清水寺」へと足を向けます。……つづく。

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  • 伏見稲荷大社の千本鳥居!千と千尋の神隠しを彷彿とさせます。伏見稲荷大社の千本鳥居!千と千尋の神隠しを彷彿とさせます。
  • 東福寺の三門!隅の柱がおわかりでしょうか。東福寺の三門!隅の柱がおわかりでしょうか。
  • もう一枚、東福寺!敷地内にはこのような橋が三つも掛かっています。もう一枚、東福寺!敷地内にはこのような橋が三つも掛かっています。

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長崎 正吾

  • 名前:長崎 正吾
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  • 1978年生まれ。34歳の夏、職を失う。20代の頃にスロットで生活していたことを思い出し、フラリとホールへ舞い戻る。そのままスロット生活者へ。基本的にはジャグラーシリーズのみを打つスタイル。スロットで糊口を凌ぐ傍ら、iPhone/Android向けアプリ「ジャグラーで喰う技術1&2」をリリース。

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