六本木ヒルズからの七転八倒

【コラム】夏目漱石の失踪【05】

27話にも及んだ【人魚編】が遂に終了いたしました。主人公の「長崎正吾」はプチマーメイドでめでたくスロット初勝利を掴むことができました。そして、書店で数冊のスロット雑誌を買い込んで、もの凄い勢いで勉強し始めるのでした。

さて、皆様はスロットで初めて勝った機種は何ですか?私は前述のとおり北電子の「プチマーメイド」なのですが、それ以降もかなり長い期間、ホールで出会ったらその度に打っていた気がします。やはり思い入れがありますし、良いイメージが付いているので「勝てるんじゃないかな?」と思ってしまうんですよね。

また、当コラム――小説の真似事――では、できる限り「時代考証」も意識しようと心がけています。千円札が夏目漱石だったり、MAXベットボタンが無かったり、入店時にT-SQUAREの「TRUTH」が流れたり……これは今でも流しているホール様もあるかもしれませんが。

当時を知るスロッターの方々には懐かしさを、当時を知らないスロッターの方々はその違和感を楽しんでいただければ幸いです。

ところで、思い返してみると【初打編】第二話のタイトルは「ダメ人間、堀口」でしたね。ですが、【人魚編】が終わった時点ではむしろ「イイ奴、堀口」ですね。本当にイイ奴だ――と思っていたんですけどね……この時までは。

さぁ、次回から【失踪編】が始まります。プチマーメイドとの遊戯を終えた翌日の朝、「長崎正吾」は仕事場である雀荘『ライズ』へと出勤します。前夜、スロット雑誌で勉強したことを堀口と話したかったのですが、それどころではないようです。そして『失踪』とは……

今後も「六本木ヒルズからの七転八倒」をよろしくお願いいたします。

→NEXT【失踪編1】龍の入れ墨

profile

長崎 正吾

  • 名前:長崎 正吾
  • 性別:
  • 誕生日:
  • 血液型:
  • 出身地:
  • 好きなもの:
  • 嫌いなもの:
  • 1978年生まれ。34歳の夏、職を失う。20代の頃にスロットで生活していたことを思い出し、フラリとホールへ舞い戻る。そのままスロット生活者へ。基本的にはジャグラーシリーズのみを打つスタイル。スロットで糊口を凌ぐ傍ら、iPhone/Android向けアプリ「ジャグラーで喰う技術1&2」をリリース。

calender

4月≫
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

戻る