六本木ヒルズからの七転八倒

【コラム】激闘!韓国カジノ編!18【145】

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絵本のページをめくるように、二枚のカードがはらりと表を向いた。
Sさんが身を乗り出す。
私も首を伸ばして覗き込んだ。

『5』『5』

「バンカー……ナッシング。プレイヤーウィン」

ディーラーが、PLAYER側の二枚のカードを少しだけ前方に押し出す。PLAYER側の勝利が確定した瞬間だ。

「これだけ!?」

Sさんが驚いたように言った。だが、その口元はかなりニヤけていた。

「これだけです。バカみたいに簡単でしょ?」

「だから『バカ』ラっていうんやな……」

「……」

おそらくバカラを体験した日本人の99%が思いつくであろうオヤジギャグが空を切った。

ちなみに『Baccarat(バカラ)』とは、イタリア語で『ゼロ』を意味する言葉だ。そのため、カードの合計がゼロだった場合は『ナッシング』もしくは『バカラ』と宣言することがほとんどだ。

Sさんがベットした30000ウォンの隣に、同額の30000ウォンが置かれた。バカラの配当は"基本的に"等倍となる。私も10000ウォンをゲットした。

「バカラってよく知らんかったけど、簡単でええな。直感で勝負する俺みたいなタイプには合ってるかもしれんわ」

そう笑顔で言いながら、Sさんは配当された30000ウォンを重ねあわせ、今度は60000ウォンをBANKER側へとベットした。

確かに直感タイプのギャンブラーにはバカラはピッタリかもしれない。
ほぼ2分の1の勝負。天国の真裏には、地獄が待っているのだ。

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長崎 正吾

  • 名前:長崎 正吾
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  • 1978年生まれ。34歳の夏、職を失う。20代の頃にスロットで生活していたことを思い出し、フラリとホールへ舞い戻る。そのままスロット生活者へ。基本的にはジャグラーシリーズのみを打つスタイル。スロットで糊口を凌ぐ傍ら、iPhone/Android向けアプリ「ジャグラーで喰う技術1&2」をリリース。

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