六本木ヒルズからの七転八倒

【コラム】激闘!韓国カジノ編!54【181】

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財布を開くと、結構な枚数の日本円がお目見えした。この旅行に持ってきた金の全てがここに入っている。私はホテルの部屋の金庫に預けたりはしないタイプの人間なのだ。

札束に指を突っ込んで枚数を数える。本当に大丈夫なのだろうか。不安がよぎる。

十枚数え終わり、それをつまみ上げてSさんに手渡した。

「ありがとうッ!!絶対すぐに返すから!!絶対大丈夫やから!!」

そう言ってSさんは私の腰のあたりをポンと叩いた。

Sさんは私から受け取った十万円をすぐにディーラーへと放り投げた。
ディーラーは無言でそれを受け取り、テーブルにキレイに並べ始めた。
十枚あることを確認すると、それに応じた量のチップを並べる。

「ナントカ」

何と言っているかはわからないが、ディーラーは「ナントカ」と言いながらチップをSさんの前に押し出した。

それを手にしたSさんは一瞬の迷いもなく、全てのチップをプレイヤー側へと叩きつけた。

バカラはタイを除けばプレイヤーの勝率は約50.68%。対してバンカー側は約49.32%。厳密にはバンカー側が有利ということになるが、体感できるような差は無い。ようするに五分五分。まさに半丁博打だ。

Sさんの前にはプレイヤー側に置かれた十万円分のチップ。これが、二十万円になるか、もしくはゼロになる。

その命運を握ったカードが、ディーラーの手によって配られ始めた。

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長崎 正吾

  • 名前:長崎 正吾
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  • 1978年生まれ。34歳の夏、職を失う。20代の頃にスロットで生活していたことを思い出し、フラリとホールへ舞い戻る。そのままスロット生活者へ。基本的にはジャグラーシリーズのみを打つスタイル。スロットで糊口を凌ぐ傍ら、iPhone/Android向けアプリ「ジャグラーで喰う技術1&2」をリリース。

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