六本木ヒルズからの七転八倒

【コラム】激闘!韓国カジノ編!55【182】

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まずはディーラーの前にプレイヤー側とバンカー側、それぞれ二枚のカードが置かれる。

「プレイヤー」

ディーラーの女性はそう小さく言い、『PLAYER』と刻まれたプレート状のものをSさんの前へと滑らせた。これが、プレイヤー側のカードを絞る権利のある人を示す「ベットオーナー」の証だ。プレイヤー側にベットしている客の中で、Sさんの十万円という額はダントツで一番だった。

Sさんにプレイヤー側の二枚のカードが渡された。Sさんはそのうちの一枚を両手で押さえつけ、まずは縦絞りを開始した。
私も体を折りたたんで、そのカードを覗き込んだ。じりじりとカードが開いていく。

最初に見えたのは……額縁ッ!!

Sさんは無造作にそのカードをディーラーへと放り投げる。ひらひらと力なく舞い落ちたそのカードは『Q』。一枚目は『ゼロ』だ。
だがバカラの真の面白さはここからなのだ。Sさんは二枚目のカードを握り締めるように絞り始めた。その手には一枚目よりもさらに力が入っているように見える。

見えてきたのは……足ッ!!

スペードの先端が二つ見えた。この時点で『絵札』と『1』『2』『3』の可能性は無くなった。あるのは『4』から『10』のいずれか。

Sさんはカードを伏せて一呼吸置いた。

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長崎 正吾

  • 名前:長崎 正吾
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  • 1978年生まれ。34歳の夏、職を失う。20代の頃にスロットで生活していたことを思い出し、フラリとホールへ舞い戻る。そのままスロット生活者へ。基本的にはジャグラーシリーズのみを打つスタイル。スロットで糊口を凌ぐ傍ら、iPhone/Android向けアプリ「ジャグラーで喰う技術1&2」をリリース。

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