六本木ヒルズからの七転八倒

【コラム】激闘!韓国カジノ編!60【187】

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Sさんはカードを縦向きに置き、ジリジリと絞り始めた。
私も身体を屈めてカードを覗きこんだ。

両手の親指でカードのインデックスを隠し、その隙間からスートが出てくることを祈りながら絞る。絵札の額縁が出たらその時点でジエンドだ。

見えてきたのは……足ッ!!

親指の隙間からふたつのスートが見えた。この時点で『絵札』と『1』『2』『3』の可能性が消えた。これで第一関門を突破したといえる。

Sさんは静かにカードを伏せ、そのままカードを90度回転させた。次は横絞りだ。

丁寧に両手の親指でインデックスのあたりを押さえつけ、少しずつ絞る。
欲しいカードは『8』か『9』。『8』ならば3サイド、『9』ならば4サイドが必要となる。だが、4サイドの場合は『10』の可能性もあるため勝ちと負けがまったくの五分五分となる。

少しずつ、カードがめくれ上がる。私もそれを固唾を呑んで見つめる。トゲゾー男は口元に拳をあててこちらを睨みつけている。

もう少しでスートが見える……見える……見えッ!!

――スートが3つ。スリーサイドだッ!!

スリーサイドということは、『6』『7』『8』のいずれかが確定した。『8』ならば問答無用で勝負あり。Sさんの勝ちとなる。『6』と『7』だった場合はバンカー側がもう一枚カードを引いての勝負となる。

カードの中央にスートが無ければ『6』、ひとつあれば『7』、ふたつあれば『8』だ。

Sさんはカードを引きちぎらんばかりに、今度は斜めから絞り始めた。

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長崎 正吾

  • 名前:長崎 正吾
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  • 1978年生まれ。34歳の夏、職を失う。20代の頃にスロットで生活していたことを思い出し、フラリとホールへ舞い戻る。そのままスロット生活者へ。基本的にはジャグラーシリーズのみを打つスタイル。スロットで糊口を凌ぐ傍ら、iPhone/Android向けアプリ「ジャグラーで喰う技術1&2」をリリース。

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