六本木ヒルズからの七転八倒

【痔瘻編14】美少女ポニーテール看護師

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トイレとベッドを行き来している内に、朝を迎えた。

朝八時、他の患者に朝食が運ばれてきたが、手術を控える私には当然無かった。空腹に耐えながら、インターネットでパチスロ動画などを見て時間を潰す。

手術は十四時からの予定であったが、その一時間前には看護師が私の元へやってきた。

「それじゃ長崎さん、行きましょうか」

昨日のポニーテールの看護師だった。年齢は二十代半ばくらいだろうか。これから続く禁欲生活を前に、その看護師の後ろ姿は、あらぬ妄想をかき立てるには十分過ぎる魅力があった。だが、そこは肛門科。夢も希望も打ち壊してくれる現実力があった。

「それじゃあ浣腸しますねー。長崎さん、そこに横になって下着を膝まで下げてください」

前夜からの下剤攻撃で私の腹の中は空っぽ状態ではあるが、最後の仕上げということなのだろう。そして、このポニーテール女子への淡い想いも、一緒にトイレへと流れていってしまった。

「これでお腹の中、空っぽですね」

柔らかな笑顔と共に、ポニーテールが揺れた。アナタとは、もっと別のカタチで出会いたかった。

「それでは手術室に移動しましょうか」

私はポニーテールに導かれて、手術室へと向かった。手術室の前では、何人かの患者が順番を待っていた。

「名前が呼ばれるまで、こちらでお待ちください」

そういうと、ポニーテールの看護師はナースステーションへと消えていった。ぼんやりとその後ろ姿を眺めていると、手術室の中から、発情したオットセイのようなうめき声が聞こえてきた。

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長崎 正吾

  • 名前:長崎 正吾
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  • 1978年生まれ。34歳の夏、職を失う。20代の頃にスロットで生活していたことを思い出し、フラリとホールへ舞い戻る。そのままスロット生活者へ。基本的にはジャグラーシリーズのみを打つスタイル。スロットで糊口を凌ぐ傍ら、iPhone/Android向けアプリ「ジャグラーで喰う技術1&2」をリリース。

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