【スマスロ北斗の拳】設定4・5・6全322台を徹底調査! 設定6の勝率はなんと94%超! BB平均連数は設定別でほぼ変わりなく、勝率と初当り確率の差が顕著だった!【設定4・5・6 データ公開】 | PACHINKO・SLOT でちゃう!PLUS
2023/04/26 15:55
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【スマスロ北斗の拳】設定4・5・6全322台を徹底調査! 設定6の勝率はなんと94%超! BB平均連数は設定別でほぼ変わりなく、勝率と初当り確率の差が顕著だった!【設定4・5・6 データ公開】


 4月3日(月)にSammyのスマスロ第一弾、「スマスロ北斗の拳」の全国導入が始まった。
本機は、累計販売台数約62万台を記録した「パチスロ北斗の拳」を、スマスロで完全再現した機種であり、導入前からかなりの注目を集めていた。

 そんな本機の性能を調査するべく、設定4・5・6合計322台分のデータを集計した。設定ごとに数値をまとめたので、ぜひチェックしていただきたい。

【設定4】全130台の各種データ

【式の詳細(クリックで表示)】

総回転数には、(ボーナス回数)*40回転の数値が含まれる。(40回転=小役パート中の30回転+バトルパート中の10回転)
総回転数が10,650回転、ボーナス回数が156回、AT初当り回数が16回の台であれば、
10,650-(156*40)=4,410 4,410/16=275.6となり、通常G数は約4,410回転、AT初当り確率は約1/275.6となる。

 




 設定4の勝率は約52.3%、平均差枚数は約+960枚、出玉率は約103.6%となった。出玉率は解析値より約2.1%ほど低くなっていたが、スイカの取りこぼしや、驚異の稼働率によるAT閉店取りきれずなどの影響だと考えられる。

 

 差枚数の分布でもっとも割合が高かったのは「-1,000〜0枚」の約24.6%(130台中32台)で、次点は「-2,000〜-1,001枚」「+1〜+1,000枚」の約16.9%(130台中22台)となった。「-3,000枚以下〜+1,000枚」の割合は約64.6%と、設定4を終日ブン回すと苦しい展開になることも多そうだ。
ただ、「+5,001枚以上」は約7.7%(約13回に1回)と、現実的な数値となっていたぞ。

 

【設定4の総評】
 勝率は約52.3%、出玉率は約103.6%と、中間設定らしい結果となった。設定4で「+2,001枚以上」を目指すには、平均約18.5回の初当りのうち、どこかで「北斗揃い」や「無想転生バトル」を引くなどして、自力で伸ばす必要がありそうだ。

 


 

【設定5】全88台の各種データ






 設定5の勝率は約78.4%、平均差枚数は約+1,673枚、出玉率は約106.1%となった。出玉率は解析値より約3.9%ほど低くなっているが、設定4と同じくスイカの取りこぼしやAT閉店取りきれずの影響だと考えられる。勝率は設定4の約52.3%より、25%以上も高くなっていた。

 

 差枚数の分布でもっとも割合が高かったのは「+1〜+1,000枚」の約21.6%(88台中19台)で、次点は「+1,001〜+2,000枚」の約19.3%(88台中17台)となった。
設定4より勝率は大きく上昇し、「+2,001枚以上」の割合は設定4の約25.2%に対し、設定5は約37.5%と約1.5倍の差となった。

 

【設定5の総評】
 設定5の勝率は約78.4%と、設定4の数値(約52.3%)より25%以上も上昇しており、安定感の向上が見受けられた。BB平均連数は約4.4回と、設定4(約4.2回)とほぼ変わらなかったので、大幅プラスになるためには、設定4と同じく如何に自力でATを伸ばせるかが重要なようだ。

 


 

【設定6】全104台の各種データ






 設定6の勝率は約94.2%、平均差枚数は約+3,062枚で、出玉率は約111.0%となった。出玉率が解析値より約2%ほど低くなっているのは、設定4・5と同様の理由であろう。圧巻だったのは勝率で、約94.2%という驚異的な数値を残していた。BB平均連数は設定4(約4.2回)、設定5(約4.4回)とほぼ変わらず、約4.2回となった。

 


 差枚数の分布でもっとも割合が高かったのが「+1,001〜+2,000枚」の約25.0%(104台中26台)で、次点は「+2,001〜+3,000枚」の約20.2%(104台中21台)となった。終日稼働した時の約61.6%で「+2,001枚以上」が見込めるという、設定5以上に安定感抜群の結果となった。
何よりも注目すべきはマイナスになった台の割合で、設定5の約21.5%に対し、設定6では約5.8%(104台中6台)と大幅に低くなった。マイナスとなった台も全てが「-1,000枚以内」であり、設定6を終日打てば、ほぼ負けることがないと言えるようなデータになった。

 

【設定6の総評】
 設定6の勝率は約94.2%となっており、設定6であればマイナスな展開になることがほぼないと言えるような結果になった。勝率以外で設定差が顕著に見られたのが初当り確率で、設定4は約1/313.3、設定5は約1/295.6、設定6は約1/252.5となった。BB平均連数は設定4・5・6でほぼ変わりなかったので、単純に初当り回数の差が、出玉力の差に直結していると考えられる。

 


 

  設定判別

各〝最大〟ハマリG数

 本機は設定差のある要素をデータから読み取ることが難しい。そこで今回は「AT間〝最大〟ハマリG数」を314台※ 分集計し、設定4・5・6別の大きくハマる確率を出してみた。そうすると、以下の興味深いデータが取れた。

  • 「初当りするまでに、1,001G以上ハマる確率」は、設定6のみかなり低くなった。
    設定4で約2.7%(約37回に1回)、設定5で約2.4%(約41.7回に1回)、設定6で約0.9%(約111.1回に1回)。

  • 終日稼働した場合、AT間「1,001G以上」ハマリは、設定4・5でも起こりやすい。
    設定4で約40.8%(約2.5台に1台)、設定5で約34%(約2.9台に1台)。

  • AT間「1,001G以上」のハマリは、設定6だと終日稼働しても起こりにくい。
    設定6で約14.6%(約6.8台に1台)。

以上については、以下で考察する。
※322台中、8台のハマリデータが取れなかったため314台

【設定4】

 設定4計130台の、初当り回数の合計と、「1,001G以上」ハマリが起きた回数を算出。設定4の「初当りするまでに、1,001G以上ハマる確率」は約2.7%(約37回に1回)となった。

 

 終日データにおける「AT間〝最大〟ハマリG数」の分布でもっとも割合が高かったのが「801〜900G」で、約21.5%(130台中28台)となった。次点で高かったのが「1,201G以上」で、約19.2%(130台中25台)となった。
設定4を終日打つと、「1,001G以上」のハマリが約40.8%で起きてしまうため、AT間ハマリG数だけで設定4以上の判別をするのは難しそうだ。
なお、終日で同じ台が2回「1,001G以上」ハマリをしたデータを複数目撃できたため、連続で「1,001G以上」ハマった場合でも高設定否定とはならない。

 

【設定5】

 設定5の「初当りするまでに、1,001G以上ハマる確率」は約2.4%(約41.7回に1回)となった。

 

 終日データにおける「AT間〝最大〟ハマリG数」の分布でもっとも割合が高かったのが「1,201G以上」で、約22.7%(88台中20台)となった。次点で高かったのが「801〜900G」で、約21.6%(88台中19台)となった。
設定5を終日打つと、「1,001G以上」のハマリが約34%で起きてしまうため、AT間ハマリG数だけで設定5以上の判別をするのは難しそうだ。
なお、設定5でも、終日で同じ台が2〜3回「1,001G以上」ハマリをしたデータを、複数目撃できている。

 

【設定6】

 設定6の「初当りするまでに、1,001G以上ハマる確率」は約0.9%となった。この数値は、約111.1回に1回起きる確率となっており、設定4の約2.7%(約37回に1回)、設定5の約2.4%(約41.7回に1回)と比べると大幅に低くなった

 

 終日データにおける「AT間〝最大〟ハマリG数」の分布でもっとも割合が高かったのが「801〜900G」で、約26.0%(96台中25台)となった。次点で高かったのが「701〜800G」で、約22.9%(96台中22台)となった。
設定6を終日打った場合、「1,001G以上」のハマリは約14.6%(1人で設定6を終日フル稼働しても、1週間に1回発生するレベル)でしか起きないため、AT間「1,001G以上」ハマリが起きてしまうと設定6の可能性はかなり低くなると言える。

 

【考察まとめ】

 設定4・5終日稼働時の「1,001G以上」ハマる確率は34%以上と、「1,001G以上」ハマリしても何もおかしくない確率となった。しかし設定6では約14.6%となっており、設定6は「1,001G以上」ハマリがあまり起きないということがわかった。
また設定4・5・6ともに、「AT間〝最大〟ハマリG数」の分布で、高い割合で推移していたのが「801〜900G」となっており、これは「800G」の「天井短縮」抽選の影響だと推測できる。設定6は、そもそも初当りが取りやすく、大きくハマっても「800G」の「天井短縮」抽選で当選しやすいため、「1,001G以上」のハマリが起きにくいのだと考えられる。

 

初当たりG数分布の詳細

 設定4・5・6別に、全初当りのG数分布を集計した。さらに、高設定の影響が見えてきそうな「1〜100G」「301〜400G」「781〜880G」は、「10G刻み」でも集計した。そうすると、以下の興味深いデータが取れた。

  • 初当り分布で最も多かったのは、設定4・5・6いずれも「1〜100G」。
    設定4で約23.8%、設定5で約25.6%、設定6で約28.7%と段階的に高くなった。

  • 設定4・5・6は73%以上の確率で、「400G以内」に初当りが取れる。
    設定4は約73.9%、設定5は約75.8%、設定6は約81.3%で「400G以内」に初当りが取れる。

  • 初当り分布「301〜400G」を「10G刻み」で見た時、「331〜340G」の初当り割合が設定4・5・6ともに最も高くなった。
    「300G」の「天井短縮」抽選の影響だと考えられる。

  • 初当り分布「781〜880G」を「10G刻み」で見た時、「831〜840G」の初当り割合が設定4・5・6ともに最も高くなった。
    「800G」の「天井短縮」抽選の影響だと考えられる。

  • 設定4・5と比べ設定6は、「800G」の「天井短縮」抽選&小役などのヒキによって当たりやすい。
    「801G以上ハマリ」が起きた場合、設定4では約15.1%(約6.6回に1回)、設定5では約15.8%(約6.3回に1回)、設定6では約25.0%(約4回に1回)の確率で、「800G」の「天井短縮」抽選&小役などのヒキによって「821〜840G」に当選する。

以上については、以下で考察する。

【設定4】



※「1〜100G」の初当り件数…572件 「301〜400G」の初当り件数…309件 「781〜880G」の初当り件数…55件
※「781〜880G」の集計データに関して…「朝イチ800G天井」の当選だと思われるデータは除く。

 設定4の全初当り、2,400回分のG数分布を集計。
「100G刻み」で見てみると、「1〜100G」が最も多く約23.8%(2,400回中572回)となった。初当り全体で見ると、約73.9%は「400G以内」となるようだ。

上記データの中で目立っていたのは、「821〜840G」での当選が多かった点である。設定4で「801G以上ハマリ」が起きた回数は152回。そのうち「821〜840G」の当選(23回)が、「800G」の「天井短縮」抽選&小役などのヒキによって当選したものとすると、その割合は約15.1%となった。「801G以上ハマリ」が起きた場合、設定4では約6.6回に1回(約15.1%)の確率で、「800G」の「天井短縮」抽選&小役などのヒキによって「821〜840G」で当選することがわかった。

 

【設定5】



※「1〜100G」の初当り件数…436件 「301〜400G」の初当り件数…228件 「781〜880G」の初当り件数…37件
※「781〜880G」の集計データに関して…「朝イチ800G天井」の当選だと思われるデータは除く。

 設定5の全初当り、1,702回分のG数分布を集計。
「100G刻み」で見てみると、「1〜100G」が最も多く約25.6%(1,702回中436回)となった。初当り全体で見ると、約75.8%は「400G以内」となるようだ。

上記データの中で目立っていたのは、設定4と同じく「821〜840G」での当選が多かった点である。設定5で「801G以上ハマリ」が起きた回数は95回。そのうち「821〜840G」の当選(15回)が、「800G」の「天井短縮」抽選&小役などのヒキによって当選したものとすると、その割合は約15.8%となった。「801G以上ハマリ」が起きた場合、設定5では約6.3回に1回(約15.8%)の確率で、「800G」の「天井短縮」抽選&小役などのヒキによって「821〜840G」で当選することがわかった。

 

【設定6】



※「1〜100G」の初当り件数…640件 「301〜400G」の初当り件数…256件 「781〜880G」の初当り件数…40件
※「781〜880G」の集計データに関して…「朝イチ800G天井」の当選だと思われるデータは除く。

 設定6の全初当り、2,226回分のG数分布を集計。
「100G刻み」で見てみると、「1〜100G」が最も多く約28.7%(2,226回中640回)となった。初当り全体で見ると、約81.3%は「400G以内」となるようだ。

上記データの中で目立っていたのは、やはり「821〜840G」での当選が多かった点。設定6で「801G以上ハマリ」が起きた回数は76回。そのうち「821〜840G」の当選(19回)が、「800G」の「天井短縮」抽選&小役などのヒキによって当選したものとすると、その割合は約25.0%となった。「801G以上ハマリ」が起きた場合、設定6では約4回に1回(約25.0%)の確率で、「800G」の「天井短縮」抽選&小役などのヒキによって「821〜840G」で当選することがわかった。
※「811〜850G」を、「800G」の「天井短縮」抽選によって当選したものと考えると、「801G以上ハマリ」76回のうち26回、実に3回に1回以上(約34.2%)で、「800G」の「天井短縮」抽選の恩恵を受けられるということになる。

 

【考察まとめ】

 設定4・5・6、いずれも同じG数での初当り分布が目立った。
「1〜100G」の初当り割合が設定4で約23.8%、設定5で約25.6%、設定6で約28.7%と段階的に上昇するのは、「AT終了後の天国モードスタート確率」「レア小役でのモード移行率」等の差だと考えられる。「10G刻み」で見た時の「41〜50G」の初当り割合が、設定4・5・6ともに最も高くなったのは、「AT終了後の天国モードスタート」によるものと考えると合点がいく。
「10G刻み」で見た時の「331〜340G」の初当り割合が、設定4・5・6ともに最も高くなったのは、「300G」の「天井短縮」抽選の影響だと考えられる。しかし、設定別で見てもそこまで差などは感じられず、高設定といえど当選率はあまり高くないと思われるので、参考程度に見てほしい。
「10G刻み」で見た時の「831〜840G」の初当り割合が、設定4・5・6ともに最も高くなったのは、「800G」の「天井短縮」抽選の影響だと考えられる。「801G以上ハマリ」が起きた場合、設定4では約15.1%(約6.6回に1回)、設定5では約15.8%(約6.3回に1回)、設定6では約25.0%(約4回に1回)の確率で、「800G」の「天井短縮」抽選&小役などのヒキによって「821〜840G」で当選する。設定4・5はほぼ同じ数値となったが、設定6のみ明らかに比率が高くなったので、設定6は「800G」の「天井短縮」抽選が優遇されていると考えてよさそうだ。
※「800G」の「天井短縮」抽選の影響を受けたとするG数を「811G〜850G」に広げても、設定4は30/152=約19.7%、設定5は21/95=約22.1%、設定6は26/76=約34.2%と明らかに差があるので、設定6は「800G」の「天井短縮」抽選の恩恵を受けやすいと言える。

 
◇ 総 評 ◇

✔︎ 設定4の勝率は約52.3%、設定5の勝率は約78.4%、設定6の勝率は約94.2%と、顕著な差が見られた
✔︎ 初当り確率にも明らかな差があり、設定4は約1/313.3、設定5は約1/295.6、設定6は約1/252.5となった
✔︎ BB平均連数は設定4・5・6でほぼ変わりなかった
✔︎
設定6は60%以上で「+2,001枚以上」が見込める安定感があり、マイナスな展開になることがほぼない
✔︎ 設定6はAT間「1,001G以上」のハマリが、終日打ったとしても一回も起きづらい
✔︎
「801G以上ハマリ」が起きた際、「800G」の「天井短縮」抽選&小役などのヒキによって「821〜840G」に当選する確率は、設定6のみ明らかに高くなった

 

記事作成者:西澤パセリ
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