【3つの時短】解釈基準の改正で変わる時短機能【今日から役立つ豆知識】 | PACHINKO・SLOT でちゃう!PLUS

2020年の4月から導入されるパチンコには、3つの時短を搭載できるようになりました。

 

パチンコで「時短」と言えば、大当り後に始まる電チューサポートが一般的。しかし、今は規定回転数消化後に発動する時短(遊タイム)大当りとは別に抽選する時短(突然時短)があるんです。

例えば、すでにホールに導入されている「PF.真花月2 夜桜バージョン」や「Pリング呪いの7日間2 JN」、そして今後導入が予定されている「PモモキュンソードMC」や「P貞子3D2」に搭載されています。

ここでは「そもそも遊タイムとはなんぞや?」「解釈基準の改正で何がどうなった?」 といった疑問を解説します! 解釈基準の改正後から、時短は「a・b・c」の3種類に分類されることになりました。主な仕様は以下の通り。

時短の種類 突入契機 最大回数
a時短(大当り後時短) 大当り終了後 無制限
b時短(遊タイム 低確率状態で規定回数消化後 低確率時の大当り確率の分母の3.8倍以下
c時短(突然時短 ハズレ変動の一部(内部状態が低確率時のみ) 低確率時の大当り確率の分母の3.8倍以下

 

a時短(大当り後時短)

今までにもあった通常当り後などに突入する時短です。なお、ここにも変更点があり、以前は最大でも100回転まででしたが、改正後からは何回転に設定してもOKになりました。極端なことを言えば、時短1万回転なども可能です。


b時短(遊タイム)

多くのパチンコファン・業界関係者が注目している遊タイムです。スロットで言う天井機能のようなもので、こちらは内部状態が低確率のときに規定回転数を消化すると発動する機能です。なお、発動条件低確率状態において大当り確率の分母の2.5〜3.0倍までハマることで、発動時の時短回数最大でも低確率状態における大当り確率の分母の3.8倍以下という規定があります。また、設定搭載機の場合、発動までの規定回数はどの設定でも同じでなければならないという条件があります。

◎大当り確率300分の1の場合の発動条件
|→750〜900回転ハマること 

◎大当り確率300分の1の場合の時短回数
|→最大回数は1140回転

 

※追記

2022年3月よりb時短の発動条件が大当り確率の1.5〜3.0倍となりました。そのため大当り確率300分の1であれば、450回転ハマりから遊タイムの発動が可能となります。

 

c時短(突然時短)

突然時短と呼ばれるもので、大当り抽選に漏れたハズレ変動の一部で突入する時短です。ちなみに、発動時の最大回数は遊タイム同様に低確率状態における大当り確率の分母の3.8倍以下となります。また確変中はc時短の発動はできません。そのため、潜伏確変中は突然時短が発動しないことになります。
 

 

例)3つの時短すべてを搭載する大当り確率319.9分の1ミドルタイプ
|a時短:通常当り後に突入。回数制限なし
|b時短:発動までの規定回数は799〜959回転で、発動時の時短回数は最大で1215回転
|c時短発動する確率は制限なし、発動時の時短回数は最大で1215回転

 

なお、過去に突然時短という名称の時短を搭載した機械(CRウルトラセブンなど)はありましたが、それらの突然時短は出玉なし大当りを経由して突入するので、今回の分類で言うとa時短となります。

現状の遊タイム搭載機は、ただ遊タイムを搭載しているだけではなく、これらの変更点を生かした機種が多いです。

「PモモキュンソードMC」は1種2種混合機で、一部の大当り後に突入する時短が250回転なので次回大当りが濃厚になっています。

また、「Pリング呪いの7日間2 JN」は一部の大当り後に958回転の時短(ST74回転+時短884回転)に突入し、その終了後に遊タイムが発動することで、ST74回転+時短2098回転となるため、こちらもST機ながら次回大当り濃厚となる仕様になっています。

 

今後はさらに1種2種混合機に突然時短を搭載して「突アツゾーン」的な機能や、時短中のみ確変に突入するV確変タイプに突然時短を搭載して「絶対確変ゾーン」的な機能をつけちゃう感じで、ゲーム性の幅はどんどん広がると思います。

楽しみですね!