【ちょっと5号機に近付く!?】6.1号機で変わるもの【今日から役立つ豆知識】
今日から役立つ豆知識
前回はパチンコに大きな変革をもたらすであろう、遊タイムを含む3つの時短の話をさせていただきました。第二回目となる今回は、今後のスロットシーンに影響するであろう「6.1号機」の話をしようと思います。
6.1号機の主な変更点は以下の通り
①ペナルティの復活
②擬似遊技の復活
③ビデオリール演出の復活
では、①〜③を一つずつ説明していきます。
ペナルティの復活
ペナルティの復活というと、あまり良い印象はないかもしれません。しかし、ペナルティを搭載することで50枚あたりの回転数を下げることができます。概ね現状から5〜10G程度は下げられでしょう。その結果、初当り確率とAT1回あたりの獲得期待枚数にも変化が現れます。
●初当り確率が変動 50枚あたり50G……初当り確率500分の1 回転数が下がると初当り確率UP! |
●AT1回あたりの期待枚数が変動 50枚あたり50G……期待枚数500枚 回転数が下がると期待枚数UP! |
初当り確率が高くなれば当たる回数が増えるため、通常時に滞在する時間が短くなります。また、AT1回あたりの期待値が高くなれば、AT滞在時間が長くなります。つまり、どちらのパターンでもATに滞在している割合が増えるため、打ち手としては退屈な時間が短くなります。
さらに、AT1回の期待枚数を高められることで、大きく凹んで大きく出すような、今よりも波の荒い機械にもできます。
なお、ペナルティは当該ゲームのみ有効で次ゲーム以降には影響しないという規定のため、5号機のように「押し順ミス→数ゲーム間AT無抽選」のような状態にはなりません。ペナルティの際はAT抽選をしない代わりに、ベルがそろいやすい(メダルが減りにくい)など、どこから押しても損をしない仕様にする必要があるため、適当押しでも基本的には問題ありません。ただし、有利区間は有限であるため、必要以上にペナルティを受けて大当りまでに無駄なゲームを生んでしまうと、有利区間を完走しても2400枚に届かない……。なんてことで、損をする可能性はあるかもしれません。
擬似遊技の復活
5号機はリールアクションを演出として使えたため、ストップボタンを押して成立役以外の図柄を止められました。「沖ドキ!」のボーナス入賞時などがそれです。現6号機では、そういった演出を搭載できなくなっていますが、次の6.1号機では可能になります。出玉性能に大きな変化はありませんが、演出の幅は広がります。
ビデオリールの復活
「カイジ」シリーズやDAXEL機種でなじみ深いですね。メインリールがミニリールになっていて、液晶上にリールが表示されるタイプです。擬似遊技同様に、こちらも出玉への影響はありませんが、リールを絡めた液晶演出(ボーナス中やCZ中など状況に応じて図柄が変化する)などで演出の幅は広がります。
コロナ禍で保通協が型式試験を中止していた影響もあり、6.1号機がホールに登場するのはしばらく先になりそうです。ただ、遅くとも年内、早ければ盆〜秋頃には6.1号機が登場するかもしれませんよ!
新しいゲーム性を搭載した機種や超荒波の機種……。
登場するのが今から楽しみです。
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