【ちょっと5号機に近付く!?】6.1号機で変わるもの【今日から役立つ豆知識】 | PACHINKO・SLOT でちゃう!PLUS
2020/06/06 07:00
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【ちょっと5号機に近付く!?】6.1号機で変わるもの【今日から役立つ豆知識】

今日から役立つ豆知識

前回はパチンコに大きな変革をもたらすであろう、遊タイムを含む3つの時短の話をさせていただきました。第二回目となる今回は、今後のスロットシーンに影響するであろう「6.1号機」の話をしようと思います。

 

6.1号機の主な変更点は以下の通り

①ペナルティの復活
②擬似遊技の復活
③ビデオリール演出の復活

では、①〜③を一つずつ説明していきます。

 

ペナルティの復活

 

ペナルティの復活というと、あまり良い印象はないかもしれません。しかし、ペナルティを搭載することで50枚あたりの回転数を下げることができます。概ね現状から5〜10G程度は下げられでしょう。その結果、初当り確率とAT1回あたりの獲得期待枚数にも変化が現れます。

●初当り確率が変動
1AT1回の期待値が500枚で出玉率が100%の場合

50枚あたり50G……初当り確率500分の1
50枚あたり40G……初当り確率400分の1

回転数が下がると初当り確率UP!

 

●AT1回あたりの期待枚数が変動
2AT初当り確率が500分の1で出玉率が100%の場合

50枚あたり50G……期待枚数500
50枚あたり40G……期待枚数625

回転数が下がると期待枚数UP!

 

初当り確率が高くなれば当たる回数が増えるため、通常時に滞在する時間が短くなります。また、AT1回あたりの期待値が高くなれば、AT滞在時間が長くなります。つまり、どちらのパターンでもATに滞在している割合が増えるため、打ち手としては退屈な時間が短くなります。

さらに、AT1回の期待枚数を高められることで、大きく凹んで大きく出すような、今よりも波の荒い機械にもできます。

なお、ペナルティは当該ゲームのみ有効次ゲーム以降には影響しないという規定のため、5号機のように「押し順ミス→数ゲーム間AT無抽選」のような状態にはなりません。ペナルティの際はAT抽選をしない代わりに、ベルがそろいやすい(メダルが減りにくい)など、どこから押しても損をしない仕様にする必要があるため、適当押しでも基本的には問題ありません。ただし、有利区間は有限であるため、必要以上にペナルティを受けて大当りまでに無駄なゲームを生んでしまうと、有利区間を完走しても2400枚に届かない……。なんてことで、損をする可能性はあるかもしれません。

 

擬似遊技の復活

5号機はリールアクションを演出として使えたため、ストップボタンを押して成立役以外の図柄を止められました。「沖ドキ!」のボーナス入賞時などがそれです。現6号機では、そういった演出を搭載できなくなっていますが、次の6.1号機では可能になります。出玉性能に大きな変化はありませんが、演出の幅は広がります。

 

ビデオリールの復活

「カイジ」シリーズやDAXEL機種でなじみ深いですね。メインリールがミニリールになっていて、液晶上にリールが表示されるタイプです。擬似遊技同様に、こちらも出玉への影響はありませんが、リールを絡めた液晶演出(ボーナス中やCZ中など状況に応じて図柄が変化する)などで演出の幅は広がります。

 

コロナ禍で保通協が型式試験を中止していた影響もあり、6.1号機がホールに登場するのはしばらく先になりそうです。ただ、遅くとも年内、早ければ盆〜秋頃には6.1号機が登場するかもしれませんよ!

新しいゲーム性を搭載した機種や超荒波の機種……。

登場するのが今から楽しみです。

 

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