【遊タイム据え置き判別】Pリング2は朝イチの液晶とランプで判別
パチンコの解釈基準が改正されたことで、4月から遊タイムという新機能を搭載したパチンコが設置されはじめた。
本記事で紹介していく「Pリング 呪いの7日間2」にも遊タイムは搭載されているものの、遊タイム機は増えている途中なので、全体のシェアを考えるとまだマイノリティと言える。そのため、遊タイムや据え置き狙いなどに関する基礎知識も書いていくので、そのあたりを熟知している遊タイマーたちは、Topicsから必要な箇所のみチェックしてほしい。
導入からしばらくたっているので、基本的なゲーム性などは割愛。機種概要の基礎からみっちり詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてもらいたい。
ここからが本題。「Pリング 呪いの7日間2」の遊タイムについて紹介していく。
「Pリング 呪いの7日間2」は解釈基準の変更により搭載が可能となった、「a・b・c時短」のうちの2種類を搭載している。a・b・c時短の詳細はこちらの記事をどうぞ。
❶ 大当り後に突入(右打ち中の大当りの一部はST終了後に884回転の時短がつく)
❷ 内部状態が低確率(319.6分の1)の状態で885回転消化すると突入
❶が従来と同じ時短(a時短)で ❷が遊タイム(b時短)となる
遊タイム性能まとめ | |
発動条件 | 低確率状態で885回転消化 |
発動確率 | 約6.2% |
恩恵 | 時短1214回転 |
消化中の大当り確率 | 約98% |
期待値 | 約4700個 |
このうち、立ち回りで重要となってくるのが❷の遊タイム(b時短)となる。通常時はハマっていればいるほど期待値が上がるので、回転率が同じという条件であれば、よりハマっている台を狙うのが得策となってくる。
当日に一度でも大当りしていれば、液晶上の回転数(もしくはデータランプの回転数)からどれくらいハマっているかが分かるが、注目すべきは当日の大当り回数が〝0回〟の場合。
この場合、当日の回転数に前日の最終回転数を足すことで、より期待値の高い台を見抜ける可能性がある。前日の大当り回数が〝0回〟だった場合は前日の総回転数、それ以前も大当り回数が0回だった場合は、それらも含んで計算しよう。
ただし、ここで注意すべきことがある。
当日の大当り回数が〝0回〟で、前日閉店時の最終回転数が400回転(ST中の74回転を除くと通常回転数は326回転)だとしよう。その場合に、ホールが前日の状態(回転数)をリセットしていると、当然のことながら326回転を当日の回転数に足せないのだ。
そのため、前日の最終回転数をチェックするとともに、前日の状態が据え置かれているか否かを判別する必要があるというわけ。
そこで紹介するのが、朝イチの液晶ステージとランプ点灯パターンから据え置きかどうかを判別する方法だ。
特定の条件を満たせば、朝イチのステージを見るだけですぐに判断できるぞ。
「Pリング 呪いの7日間2」は電源を切っただけの場合と、前日の状態をリセットした場合では滞在背景が異なる。それらをまとめた表がこちら。
電断・リセット後のステージ | ||
元のステージ | 電断時 | リセット時 |
井戸図柄背景 | 井戸図柄背景 | 井戸図柄背景 |
キャラ図柄背景 | キャラ図柄背景 | 井戸図柄背景 |
呪いの7日間 | 呪いの7日間 | 井戸図柄背景 |
時短・ST背景 | 時短・ST背景 | 井戸図柄背景 |
電断時は背景を引き継ぎ、リセット時は「井戸図柄背景」に移行する。
要するに、朝イチのステージがキャラ図柄背景なら据え置き濃厚で、井戸図柄背景の場合は判別不能(前日の最終ステージが井戸図柄背景以外だったらリセットは分かる)ってこと。なお、遭遇する可能性は低そうだが、朝イチのステージが呪いの7日間の場合も据え置きが濃厚となる。当然、時短・STを引き継いでいれば据え置き確定だし、期待値の塊でしかないが、そんな素敵な出会いはまずないだろう。
液晶に加えて、ランプにも据え置きかどうかのヒントはある。
リセット後のランプ点灯パターン |
リセット後(初期状態)は盤面下部のランプが、上画像のような形で点灯する。これ以外の点灯パターンだと据え置きの可能性はアップするが、リセット後に対策(変動させている)されていると看破できなくなるため注意が必要だ。液晶の背景と合わせて、据え置きかどうかを判断しよう。
上記に加えて覚えておきたいのが、遊タイム到達の100回転前に発生する演出。
遊タイムまで残り100回転 |
前日の回転数と当日の回転数を足して、785回転の時に上記演出が発生しなければ、残念ながらリセットされている可能性が非常に高い(データランプの仕様上、数回転前後するホールもあるかと)。また、この演出は数秒間しか液晶に表示されないので、宵越しで「遊タイム」を狙う際は、785回転前後は液晶から目を離さないようにしてもらいたい。
なお、残り50回転からは液晶の左上あたりでカウントダウンが始まる。
カウントダウン中 |
華麗に宵越しを決めた記事はこちら。
0回転から打ち始めるのと、少しでも885回転に近い台を打つのとでは期待値的に大違い。しっかりとデータをチェックし、果敢に攻めてもらいたい。
髭原人と私(チリ微糖)による「Pリング 呪いの7日間2」の実戦動画が本日公開されたので、お時間があるときにでもご覧いただきたい。
遊タイムや本機のSTの性能を引き出した実戦となっているぞ!?
【髭原人と乗らせてみました。♯70】
©1998「リング」「らせん」製作委員会
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