【東京アラート発動】新型コロナ動向まとめ【東京都】
6月2日、小池都知事が「東京アラート」を発動しました。新型コロナウイルス感染状況悪化の兆候が見られるとして、5月15日にロードマップを発表してから初めてのことになります。
同日の東京都内における新型コロナウイルス新規感染者数は34人で、一日の感染者数が30人を超えるのは5月14日以来19日ぶり。東京アラートの発動を受けて、同日23時すぎに都庁舎とレインボーブリッジを赤く点灯させました。
現在、東京都は「新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ」上の休業要請緩和レベルを「ステップ2」に位置付けています。東京アラート発動中は休業要請を緩和せず、また強化する(ステップ1に戻るなど)こともないそうですが、事業者に各業界のガイドラインに沿って徹底した感染症対策を行うよう呼びかけました。
東京アラート発動による要請など
緊急事態宣言発出時のような要請は特にないものの、事業者や都民一人ひとりが感染拡大防止について意識してほしい
東京アラート発動の指標
以下7つの指標について日々調査し、感染拡大の兆候を把握した場合に発動する
指標 | 緩和の目安 | 再要請の目安 |
新規陽性者数 | 1日20人未満 | 1日50人 |
新規陽性者における接触歴等不明率 | 50%未満 | 50% |
週単位の陽性者増加比 | 1未満 | 2 |
症患者数 | ー | ー |
入院患者数 | ー | ー |
PCR検査の陽性率 | ー | ー |
受診相談窓口における相談件数 | ー | ー |
東京都防災ホームページより
コロナ禍における東京都の動向
◎4月7日
|緊急事態宣言が発令される
◎5月14日
|感染者数が5000人を超える
◎5月15日
|感染者数が一桁(9人)になる
3月22日以来54日ぶり
|ロードマップ案を発表(東京アラート説明)
◎5月22日
|休業要請緩和 ステップ0に
◎5月25日
|緊急事態宣言が解除される
◎5月26日
|休業要請緩和 ステップ1に
◎6月1日
|休業要請緩和 ステップ2に
◎6月2日
|一日あたりの感染者数が34人に
東京アラートを発動
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2020/06/12